ドラレコの取扱を始めました。
自分的には結構良い物のだと思って入荷しましたので
ココでチョット紹介したいと思います。
Cmosセンサーは日本製レンズも日本製
勿論製造も日本製です。
なんと言ってもメンテナンスフリーに近い使い勝手
通常の安物ドラレコですと衝撃録がのファイルが
いっぱいに成ってしまうとフォーマットするなどの
手間が必要になると思いますが
此奴はフリーフォーマットなので衝撃録画の
古い順から上書きしていく構造です。
コレに対応していないと事故などの衝撃時に
録画されてないという結果になることも・・・。
夜道での動画ですがかなりキレイに写っていると思います。
近所の街灯の少ない道路をヘッドライトのみで走行しています。
この動画かなり小さくしたつもりだったけど未だ大きいね。
古いダイナですがキーシリンダーからキーを抜いたら
入らなくなってしまったようで、現場まで出張~
どうにもならず、しかも、レッカーもは行ってこられなそうな
鎌倉の細道にある住宅街。
仕方ないのでその場でキーシリンダーを抜くことに
普通はキーを挿さないとシリンダーは抜けてこないので
シリンダーベースを壊すことに・・・

シリンダーベースに防犯上?モザイク掛けてありますが
知ってる人は分るよね。何をしたのかは・・・。
コレを現場でするのはチョット気が引けますが致し方ない。
なにわともあれ、新品に交換して修了です。
キーシリンダーは壊れるときは壊れます。
何度か経験してますよ。
今回も、キーが挿さればここまですること無かったんですけどね~
北海道ではホワイトアウトになる位の吹雪だとか。
神奈川にいるとそんなことにあったことはありませんが
ニュースを見てるとアレで良く運転できるもんだと感心します。
今回の車はコレ!
何処かの工場でリップシールを交換してもらったようですが
3000㎞も走ったらまたもや煙がモクモク出るようになったとか・・・
今回は下もやりましょうかとお預かりしました。

昭和~
ですけど、インタークーラー付いてるし・・・。

サクッと降りちゃってますが・・・
下ろすまでには中に入ってる車の状態とかを見極めつつ
下ろさないといけないので結構時間掛かってます。

まずはヘッドを下ろして状態の確認。

下もみてみましたが
かなりキレイだと思いませんか?
実走だと聞きましたが8万キロ位です。

この後にしたもバラしてみましたが
以前にバラした形跡が・・・
リップシール交換しただけでは無いのでしょう・・・
もしかすると、以前のオーナーさんがバラしてるのかもしれません。


こんなモノ作ってみました。

序でにね。

バラしたら塗りたくなるのが人情!
日産カラーでヌリヌリ。

序でにココも塗装しました。
下ろした序でじゃ無いと塗装できないからね。
塗装後が無いのは何時ものことです。

内燃機屋さんに出しました。
何故だかバルブの頭をひっぱたくヤツがいたもんで
バルブの頭が太ってしまい抜けませんでした。
無理矢理抜いたのでバルブガイドにキズが入り交換することに。

ヘッドを組上げます。
リップシール入れるのにひっぱたくことはありません。

ここまでする必要があるのか分りませんが
1番ピストンの上死点をしっかり出してから。


上死点がしっかり出てます。
バラすときにも思いましたが
チェーンの伸びが全くないんですよね。
1度交換しているのでしょうか?

エンジン台でこれ以上は組めないので一旦下ろして
組み始めますがオイルパンやらもキレイに化粧直ししてます。

ほぼ組み上がりましたが・・・

組上げてる最中に気になる箇所を手直ししつつ。
オマケです。

預かりが長いのでお客様も首が長くなってしまって
偵察に来た序でに気になる箇所の修理を頼まれるのですが
リアワイパーモーターの交換を頼まれまして
交換した物の・・・動かない!
電気を探ってスイッチに手を伸ばすと・・・
裏の基盤を止めている溝が崩壊!
多分、触る前から崩壊し掛けていた物に手を付けてしまったものだから
崩壊してしまったようですが、部品が足りないし・・・
どうぢよう・・・(;。;)

オーナーさんもう一つ持っていました。
但し、パネルに止める爪が無くなってます。
これくらい作ったるワイ!

ホ~ラ止まったもんね~
今月初めの台風の影響がやっと解消されてきたくょうですが
ウチの工場も屋根が飛んでやっと直しましたが
まず、資材の手配が大変ですね。
トタン屋根なのですがトタンが売って無くて苦労しました。
この頃ってか、前から写真を撮り忘れることが多かったのですが
この所ホント~に写真を撮るのを忘れます。
今回は日産バネットトラック・・・
ですが、マツダだとボンゴだったり、三菱だとデリカだったりするアレです。
型式はSK82TN・・・Nは日産を表してるみたいですね。
A/T不調のようでアクセルを中途半端な状態で加速していくようなことをすると
ガクブルで進んでいかないような感じになります。
中途半端な状態ってのが書いていてもどう表現して良いのか分らない・・・
人によって乗り方が違うので自分が乗っても出ない症状の場合が
良くあります。そんな時はオーナーさんだったりその車を使ってる
運転手さんに普段と同じ状態で運転して貰うことがあります。
そんな車の1台でした。

写ってる5コのソレノイドのウチ4コが同じ品番です。
低速状態で出るようなので予防線をはって3個交換
その中で、1個だけ確実に抵抗値の違う物がありました。
これ以外の写真が無いのが・・・です。
ソレノイド交換後ATFを3回交換して終了後試乗しましたが
しっかり治ってました!めでたしめでたし。
暑いですね!
明日は寒くなるそうです。ホントか?
今回は大嵌まりしたチェロキー7MXです。
入庫時にエンジンが掛かっていたのに車検から戻ってきたら
エンジンが掛からなくなる!
兆候はあったのですが気づくのが遅かったようです。
車を入れ替えしてエンジンをかけっぱなしにしている状態で
車に戻るとエンジンが止まってることが多くあったのですが
キーを回せばすぐに掛かるし調子が悪いことが無かったので
気にしておりませんでした。

車検寄り帰ってくる途中というか
ラインに入る頃にはかなり調子を崩している状態でした。
なんの兆候も無くストン!っとエンジンが止まる!
ラインには入るまでに1度ラインの中で1度出てから帰るまでには
何度もです。走っている途中でも止まってしまう!
コレはかなり危険な状態でした。
取り敢えず帰ってきましたが
そのまま、リフトに直行!それ以降エンジンは掛からずになり
(機嫌が良いのか偶にかかることもありましたが)
掛かっても数秒間(10~20秒程度)
掛かってしまうと調子が悪いような感じがしない・・・?
だから大はまりしたのかもしれないのですが・・・
まずは色々と点検を
燃圧計にて燃圧のチェックに始まり
コンプレッションのチェック
点火系のチェックが結構大変で
バランステストをしたいのですがダイレクトイグニッションで
しかも、6気筒分が1個の塊になってる!
乗ってる人なら分ると思いますが1個ずつじゃ無いのでバランステストが出来ない
診断機で行おうとしてもエンジンが掛かってないと診断機も使えない!
しょうが無いので、インジェクターの配線を抜き噴射しないようにした状態で
ダイレクトイグニッションにプラグを付けてイグニッションを回して点火をチェックしました。
コレが結構危なくてシリンダー何に残ってるガソリンの気体に点火してしまうことがあるんです。
見る限り点火系には異常が無いようですがコンプレッションが掛かってない状態ですからね。
(この点検以前までは点火系の以上だと思っていました)
もしかすると、コイルを空気中に投げ出していると点火してるのか?
なんてことまで思っていました。
チェロキー7MXと言うアメ車に自分の考えが惑わされている状態・・・
なので、クランク角度センサー+カム角度センサーを交換してしまうのです。
それでも、エンジンは掛からず!
電気を疑いPCMリレーを交換してPCM迄の電源をしっかりと確認
ここまでやって、しまうと疑う場所はインジェクターとなるのですが
流石に6個全てが1度に死亡説は無いだろうと・・・
もしかして、セキュリティーが邪魔してたりして???
イモビライザーを疑うことに!
ココは診断機にて診断することが出来ました。
しかも、メーター内でも確認できます。
(オイラ的にはメーターも疑ってましたけどね)
FUELーON
この状態であればイモビも邪魔してないです。
結局インジェクターを疑うことに・・・
インジェクターの電源を確認して
インジェクターに全て電源が行き渡っている状態を確認して
インジェクター音を確認すると・・・
音がしていたりしてない状態だったり
音がしても続かなかったたりと・・・
こうなってくると、PCM(パワーコントロールモジュール)を疑うことに
PCMを探すことにしたのですが・・・
国内、海外(本国も含めて)在庫無し、バックオーダーの注文も受け付けない状態
終わった~~~~!
色々探して白ロムを見つけたのですが
ウチではプログラミングできない・・・
クライスラーに頼んでもして貰えない
頭にきたのでクライスラーに入庫させようとしたら
8月くらいまでは手が付けられないとか言って断ってくる有様。
(この時5月の初めG/Wが終わったくらいです)
国内で修理できる業者を探すも話してみると
どうも胡散臭いというかダメ元でやってみないと分らないとか・・・
しかも、ダメなら元に戻すようなことまで言ってくる・・・
そこまでいじられたら、しっかり修理できる業者でさえ断られる可能性だって出て来る!
それこそ、日本全国探しましたよ。修理可能な業者さんを!
ココで名前は出しませんが鳥取の業者さんが親身になって相談に乗ってくれました。
ありがたや~
そこで聞いてみると・・・
本国でリビルト品を扱ってる業者さんと取引できるようで
頼んでみたところ・・・
この年式の7MXはリビルト品が無いとか・・・
(あるのですが、左ハンドル用で使用できるのか確認できてないとか)
修理は出来るかもしれないとのことで、試しに送って開けて貰うことに
(この時点で5月も半ばに差し掛かってます)
待つこと3週間向こうからの便りが来た~
点検内容を教えろと
上の方でやった事柄を事細かく教えました。
ここから約2週間!
帰ってきました!7月も最後30日に手元に届きました。
月末でバタバタしていたので9月1日に付けて
神様にお願いしながらセルを回しました!
クシュンクシュン!ブルーン!エンジンが掛かりました。

ワ~イ!と思ったのも束の間
何だか失火してる・・・?
え~~~~治ってないとか???
診断機を繋ぎ診断します。
O2センサーを確認するとリッチ+5V
なんですかね?この状態・・・
1Vを上下じゃ無いんですかね???
O2センサーを外して見てみると0V付近でフラフラしてる
O2センサーは生きてるのかね?
その状態でも失火してるような感じは拭えないし。
点火状態を診断機で見ても失火カウンターは動いてないしね~
どうなんてるんだろうか???
イグニッションアナライザーで状態を見ると
失火してるようで失火してないようで
失火してるかもしれないところをプラグ交換してみると
違う場所で失火してるような状態になったり・・・
ココまで来たら自分で勝負するしか無いと
でも、チキンなオイラは色々とと探しまくり
社外品で信用が少しは出来そうな安物を買うことに。
O2センサーもデンソー品を探して交換してみることに。
やっと治りました。
自分的にはこの車両以前にウォーターポンプ破損でヘッドまで歪むほどの
オーバーヒートをしているのでその時にモジュール関係が劣化したのかもしれないですね。
なんとも良い経験ををさせて頂きました。
お客様もとてもいい方で全てを任せて頂きましたし
最後は励ましても貰いました。
いままで、モジュールが飛ぶようなことを経験しなかったので
大分勉強しちゃいました。
いままで、モジュールが飛ぶというのは殆ど無いことだと思っていたのでね。
写真が少なく、文字ばかりですがこんな今年の夏でした。