昨日の夜にご近所さんがきて
ちょっと見てくれるかなって行ってきました。
それが、スクータだったんです。
エンジンは掛かる!
でも、後輪がロックしてしまって動かすことができないって内容
この頃は暗くなるのも早いので
その場ですぐには答えが出せずバラしてみないとわかりませんって事に・・・
今朝フォークリフトで運んできてくれました。
修理箇所としては、まず後輪を動くようにする
それと、エンジンをかけるためのキックが下りたままになってしまうのを
直すということで。
バラして見積をとって欲しい。
まずは、ロックしてる後輪から!
エンジンをかけて吹かしてみると
なんとなくは後輪が回る!
って事は、ブレーキの固着?
スクーターバラしたことある人はわかると思いますが
結構めんどくさい!
後輪を外すのにマフラーを外す!
カバーを外さないと取れないこともあるんです。
が!さすが世界のホンダ!カバーなんて外さなくても
マフラーの根元のボルトにアクセスできましたよ。
マフラー外して、後輪を外すのですが
なんとか、手でも回るくらいまでにしてから
センターナットを外しナットを取らずにセンタナットを
プラハンなどで叩く!
これで出てくればいいんだけどな~
なんと!出てくるではありませんか!
ラッキー!
後輪を外してみると、やはりブレーキのカムが
戻らないようです。
カムについているレバーとワイヤーを外して
回そうとするんですが全く回りません!
貫通しているはずでレバーを取ればカムが抜けるはずなんですが・・・
ラスペネをかけながら少しずつ回してみます
なんとか動くようになってきましたよ~
レバー側カム側両方からラスペネ注入!
動くようになってきたら次第に抜け方向にも
動くようになってきましたよ。
ブレーキのカムはスチール
入る部分はアルミで隙間に長い間動かなさなかったことによる
水の浸入等によってアルミが腐食したみたいです。
カムの入る穴をブレーキのシリンダーをホーニングするもので磨き
カム側をワイヤーブラシで磨き
組んでみるとスコスコ!
このままだとまた腐食してしまうので
高級ウレア系のグリスをなぶって組み付けましたよ。
さて、キックのペダルですがこれはプーリ側のケースを
外します。色々邪魔しますがかわすなり外すなりして
ケースをはぐってみると・・・
キックのペダルには戻り用のスプリングが組まれているのですが
これが折れてしまったのだろうと思っていたのですが・・・
どうも、違っていました。
リードにはキックとセルモーターと両方共ついていて
このセルモータ側のギヤが受けている部分がやはりアルミなので
腐食して回りが悪くなったようです。
キックと関係ないじゃないと思うでしょ!
そうでもないんですキックの場合だとこのギアーも
一緒に動く構造になっていてキックすると同時に動いて
戻りが悪いためにキックすると戻ってこなくなっていました。
ここもラスペネをかけてクルクル回るようにした後
ウレア系のグリスをなぶって組み付けました。
良好良好!
と、思ったのですが見積もりと言っていたのに
つい!直してしまった・・・
持って行った時に治っちゃったんだけど・・・
って、持って行きました。