春も近いのでしょうか?
今日は先日の雪の日に止まってしまった
ミニキャブです。
2回目の大雪の時に止まってしまったそうで
大変な目にあったそうです。
たしかに、あの雪のなか止まったら
歩いて帰るのも大変だったことでしょう。
JAFで、レッカーにて入庫しました。

まずはすべてのヒューズの点検
エンジンの3大要素
良い圧縮
良い燃料
良い点火
ですからね!
まずは、燃料ポンプや・インジェクション・点火系等の
電気系統が雪の中でショートなどしてヒューズが飛んでないか
確かめてます。
以前レッカーでエンジンがかからない車が入庫しましたが
ヒューズが飛んだだけという入庫車もありました。

次は燃料ですね!
ヒューエルラインを切って燃料が来ているのか
確かめてみます。
来ていれば、燃圧のチェックもします。
この時点で燃料が来てないことが判明!
ミニキャブはストレーナーもポンプもインタンク!
燃料タンクをおろします。


ガソリンが半分位で良かったです!
満タンで下ろすのは流石に軽でも大変ですから。

なんともまあ!

ダメですね。

ポンプのコネクターも焼けてしまってます。
きっと、詰まっても更に回ろうと
モーターが頑張っていたのでしょう。

ポンプが入る部分です。
ガソリンが泥水のようですね~

少々のガソリンを入れて揺すっては出してを繰り返し
これだけ出てきました。
まだ入っているみたいですが
これ以上は出てくる量も少なく
一度断念!
乾燥させてやる!
天日干しです。
間違ってもドライヤーとか使わないように!
危険です。
ドライヤーのニクロム線などで気化したガソリンが発火して
爆発しますからね。
ここの所の陽気で乾燥しましたよ!
揺すったり叩いたりできる限り手を伸ばして
ワイヤブラシで擦ったり。
出てきたものを掃除機で吸いました。
まだ剥がれてきそうですが、これ以上はタンク交換してもらわないと無理!

年式的にも予算があまりないので
ポンプは中古で交換。

ストレーナーとパッキンは新品で交換!
ここをケチってもしょうがないです。
中古で綺麗なポンプだとしても
既に使ったものですから何があってもおかしくないし
パッキンは後からガソリン臭いとなっても
タンクを下ろさないと交換できませんからね!
両方交換しても数千円です。


バラして交換すると!
お~新品のようだ!


ちょっと見にくいですが
左側がタンクの下側だと思って見てください。
明らかに半分位から錆びてます。
これは、ガソリンをそのくらいで長く放置していることを意味してます。
放置の時間が長いのならば出来るだけ満タンで放置してください。
ガソリンタンクの中は油っけがありません。
その為にガソリンが抜けている部分には空気に混ざって
水分が入り込みます。
この水分が気温が下がった時に結露となって
ガソリンのない部分を腐食させるのです。