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気ままな工場ライフ
外出してる事もあります。栄区金井町161 045-851-0051
U61T ミニキャブ エンジンかからず
暖かいですね~
春も近いのでしょうか?

今日は先日の雪の日に止まってしまった
ミニキャブです。

2回目の大雪の時に止まってしまったそうで
大変な目にあったそうです。
たしかに、あの雪のなか止まったら
歩いて帰るのも大変だったことでしょう。

JAFで、レッカーにて入庫しました。

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まずはすべてのヒューズの点検

エンジンの3大要素
良い圧縮
良い燃料
良い点火
ですからね!

まずは、燃料ポンプや・インジェクション・点火系等の
電気系統が雪の中でショートなどしてヒューズが飛んでないか
確かめてます。

以前レッカーでエンジンがかからない車が入庫しましたが
ヒューズが飛んだだけという入庫車もありました。

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次は燃料ですね!
ヒューエルラインを切って燃料が来ているのか
確かめてみます。
来ていれば、燃圧のチェックもします。

この時点で燃料が来てないことが判明!

ミニキャブはストレーナーもポンプもインタンク!
燃料タンクをおろします。

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ガソリンが半分位で良かったです!
満タンで下ろすのは流石に軽でも大変ですから。

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なんともまあ!
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ダメですね。

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ポンプのコネクターも焼けてしまってます。
きっと、詰まっても更に回ろうと
モーターが頑張っていたのでしょう。

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ポンプが入る部分です。
ガソリンが泥水のようですね~

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少々のガソリンを入れて揺すっては出してを繰り返し
これだけ出てきました。

まだ入っているみたいですが
これ以上は出てくる量も少なく
一度断念!

乾燥させてやる!
天日干しです。
間違ってもドライヤーとか使わないように!
危険です。
ドライヤーのニクロム線などで気化したガソリンが発火して
爆発しますからね。

ここの所の陽気で乾燥しましたよ!
揺すったり叩いたりできる限り手を伸ばして
ワイヤブラシで擦ったり。
出てきたものを掃除機で吸いました。
まだ剥がれてきそうですが、これ以上はタンク交換してもらわないと無理!

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年式的にも予算があまりないので
ポンプは中古で交換。

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ストレーナーとパッキンは新品で交換!

ここをケチってもしょうがないです。
中古で綺麗なポンプだとしても
既に使ったものですから何があってもおかしくないし
パッキンは後からガソリン臭いとなっても
タンクを下ろさないと交換できませんからね!

両方交換しても数千円です。

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バラして交換すると!
お~新品のようだ!

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ちょっと見にくいですが
左側がタンクの下側だと思って見てください。

明らかに半分位から錆びてます。
これは、ガソリンをそのくらいで長く放置していることを意味してます。
放置の時間が長いのならば出来るだけ満タンで放置してください。

ガソリンタンクの中は油っけがありません。
その為にガソリンが抜けている部分には空気に混ざって
水分が入り込みます。
この水分が気温が下がった時に結露となって
ガソリンのない部分を腐食させるのです。





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